Bushenyi, Uganda: November 2018 |
このメモではカナダの永住権申請をする際に必要な警察証明の国別の取得方法を私の体験に基づいて具体的にご紹介します。今回はウガンダ編。
実は日本の次に速く取れたのがウガンダの警察証明でした。もちろんウガンダに住んでいたからこそなのですが、コロナの影響により手続きの一部がオンライン化されており、指紋採取は予約制で(たぶん)余計な待ち時間が少なくなっています。
ウガンダに住んだことのある人ならご理解いただけると思うのですが直接行ければ一番良いです。電話してもとりあえず来いの返答で詳細等はあまり説明してくれません。
国外からの取得方法については友人の取得を手伝った際のメモなので詳しくはウガンダ警察署内の担当部署 (Directorate of Interpol & International Relations Uganda Police) に問い合わせして見てください。もしウガンダ人の知り合いがいるならその方に連絡してもらうのが良いと思います。(名前が長いのでここでは担当部署をインターポールと記します。)
詳しくはIRCCの配偶者その他のスポンサー完全ガイド、警察証明についてのページをご覧ください。
IRCC: 配偶者、コモンロー、コンジュガルパートナーと扶養している子供のスポンサー – 完全ガイド (IMM 5289)
まずIRCCのサイトをチェック
メモに含まれるのは以下:
1. IRCCの求めるウガンダの警察証明について
発行機関: Directorate of Interpol & International Relations Uganda Police
取得する書類の名前: Certificate of Good Conduct
ウガンダでは取得の申請をするときに、Certificate of Good Conduct か Police certificate のどちらが取得したいのか選択する項目があり、私はCertificate of Good Conduct のみを選択したはずなのですが、なぜか両方発行されました。笑
2. ウガンダの警察証明の取得方法1(国内にいる場合)
詳細な手順については下記のウガンダ警察のWebページに詳細が記載れています。
手順:
- 上記警察のサイトでNew Applicationを選び申請、支払いコードを取得
- 銀行にて上記コードの印刷を提示して支払い
- 登録したメルアドに支払い完了のメールが届く
- 再度上記サイトから今度はComplete Applicationをクリックして指紋採取の予約をする
- 最後のページにバーコードの入った申請書と支払いのレシートをウェブサイトから再度ダウンロードして印刷
- 予約した日にちに下記書類を持参してインターポールに行く
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- パスポートサイズの証明写真2枚
- パスポートの原本とコピー2枚
- ワークパーミットとウガンダに入国した際のスタンプページのコピー
- 申請料の支払いレシート
- 申請書
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- 指紋採取
- 1週間後に警察証明の受け取り
注意事項:
- 申請する際にパスポート番号を聞かれますが必ず現在使用している最新の有効なパスポート番号を入力してください。
- 警察のウェブサイトではモバイルマネーで支払いが可能みたいな表示がありますが2023年の時点では使用はできませんでした。(というかウガンダ人の同僚に使えないでしょと止められた。)
- 指紋採取の際に、その場でも写真を撮ってくれるのですが、すごい列ができていたので前もってコピー、写真の準備をしておくことをお勧めします。
- 私は朝8時ごろ向かい2時間くらいで終わりましたがその後は混んでいたので早めに行くことをお勧めします。
- 受け取りはなぜか日にち指定されていて、準備ができたらすぐに指定日に受け取りが必要です。時間はそんなにかかりません。山のようなファイルの中からオフィサーが見つけ出してくれます。
- 私は協力隊で2年、仕事で1年ウガンダに住んだので最新のものと、協力隊の時の両方のパスポートコピー、ワークパーミット、入国・出国スタンプのページをコピーして持って行きましたが必要なかった気がします。
3. ウガンダの警察証明の取得方法2(国外にいる場合)
これは私の話ではないのですが、私がウガンダにいる間に元協力隊の先輩もカナダの永住権取得のために警察証明が必要となり、代理で取得しました。
IRCCのウガンダの警察証明の取り方のページには、ウガンダ国民ではなくウガンダ国外に住んでいる場合には最寄りのウガンダ領事館もしくは家族や代理を通して取得とあります。
ウガンダ警察のサイトには海外からの申請の仕方が一応は載っているのですが、どうやって発行された証明書を海外の住所に送ってくれるのか等の詳細は記載がありません。結局は、ウガンダ国内に代わりに支払いと受け取り、海外発送をしてくれる知り合いがいることが条件となると思います。
ウガンダ警察サイト内に記載されている方法:
プロセスは同じで支払いがUS$30、支払いはクレジットカードのみ
支払い後以下書類をインターポールおよび国際関係局長宛てに送る。
- 指紋の原本
- 有効なパスポートのコピー
- エンテベ国際空港からの出国スタンプのコピー
- インターポールおよび国際関係局長宛ての申請書
- 支払い領収書のコピー
しかし協力隊の先輩が試したものの、支払いがうまくいかず代わりに支払って欲しいとの連絡が来ました。その後、下記ページの一番下に記載されている担当者に連絡を取り直接、インターポールに支払いに行きました。
(上記を踏まえて想定される)大雑把な手順:
- 申請、支払いコードを取得
- 支払いコードを代理人に送信
- 代理人に銀行に行って支払ってもらう
- レシートのコピーを写真で送ってもらう
- レシートのコピーと上記五点の書類、合わせて状況を説明し代理人が引き取ること、代理人の連絡先を記したレターを添付しインターポールに送る
- 書類が着いたら代理人からインターポールに連絡してもらう
- 発行されたら受け取ってもらい、現住所に送ってもらう
4. 取得にかかる日にち
国内で取得した場合:
2週間ちょい
私が取得した2023年の3月時点では、指紋採取の予約はその日から1週間先くらいから予約できて、指紋採取から1週間で証明書が発行されました。
国外から取得した場合:
申請受理から発行は1週間でした。(その前にいろいろあって笑、この時は結局3ヶ月くらいかかりました。)
と書いては見たものの、この通りに進む気がしません。信頼できる代理人にお金を払ってお願いして電話で話してもらったり直接行ってもらうのが一番確実で速いと思います。
私は知り合いの元警察関係の方(しかも偉い人笑)に電話してもらった所、スムーズに進むようになりました。
5. 費用
76,000 ugx (2023年の3月時点)
代理で支払いに行った時は印刷代?とかなんとかで追加で10,000 ugx 支払いました。
6. 有効期限
Certificate of Good Conductには有効期限が6ヶ月である旨が記されています。
しかしIRCCのサイトには警察証明は一般的に1年有効との記載もありどちらをどう信じたら良いのか。。。
ただ上記のようにウガンダの警察証明はウガンダ国外に住んでいる場合むっちゃ面倒なので発行から6ヶ月以内に永住権の申請できるのが理想かと思われます。